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奇跡の馬!「戦火の馬」WAR HORSE [映画]

奇跡の馬、こんな事が本当にありえるのか?と言う愚問は発すまい。ストーリーを淡々と追った、スピルバーグの押さえた演出が静かな感動になっている。スピルバーグ流の絵画の様なプロローグとエピローグの間の二時間半があっという間だ。なかでも、臼砲を山に引き上げる時、青鹿毛の「トップソーン」と交代し振り返った時の「ジョーイ」の眼は凄かった。第一次世界大戦でイギリスから大陸へ出征した軍馬は100万頭以上、生還した馬は6万頭余りだそうだ。そのうちの一頭が「ジョーイ」だとすると、奇跡はあった様な気がしてくる。素晴らしい、手許に置きたい映画だ。
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ALWAYS三丁目の夕日`64 [映画]

「ろくちゃん」は青森から集団就職の夜行列車で上野に着き鈴木オートに就職、オリンピックの歳に結婚し新幹線で東京を発った、鈴木オートを卒業するのか?。泣かせる話がてんこ盛りで、この映画もここ迄かな?と思わせる人情映画になってしまった。劇場出口のショップでフィギュアを二つ買ったら、初代鈴木オートと`64年版の鈴木オートだった。「ろくちゃん」の部屋があるガレージ棟も増設され鈴木オートも発展している。次の映画は'66年ビートルズ来日かな、'70年の万博だと大阪だしな~?
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「鯛」に箸を付けなかった山本五十六 [映画]

「聯合艦隊司令長官/山本五十六」上映二日目のシネコンは混んでいた。なるほどと思ったのは、山本五十六が真珠湾出撃直前の自宅で、用意された「鯛の塩焼き」に箸を付けなかったシーンと、その前のもう一つの食卓シーンだ。「カレイの煮付け」を家族に分け与え、皆が順に「有り難うございます」と言う団欒。この対比が、置かれた状況と心理をうまく表現している。こう言うディール作りは好きだ。ところでタイトルの書家は「武田双雲」だった。最近、男物は「武田双雲」女物は書家「菊池錦子」と言う事かな〜?
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モノクロームの映画「一命」 [映画]

まるで歌舞伎の舞台を見ている様な演出は、新鮮なサムライ映画になっている。本編の大半を占めるグレイ調の映像はまるで舞台セットだ。一割もあろうか、血と「井伊の赤備え」の赤と、ほっとする紅葉の赤。そぼ降る雪の名誉の白。モノクローム調の映像を重ねての演出は、日本の映画美術/照明の素晴らしさだと思う。そして、海老蔵はさすが歌舞伎役者、長台詞は凄みがあって素晴らしい。何も無かったかの様な日常に戻してしまうラストシーンは人生の虚しさ其の物に感じられ、映画と言うのは観ないと解らないものだと改めて思い知ることになった。三池崇史監督、素晴らしい。私は2Dで観ました。
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映画「ライフ」を観て [映画]

題名と予告編からの印象とは違う、すごく哲学的な映画だ。どうやって撮影したのだろうか?まるで「動く「NATIONAL GEOGRAPHIC」。人間とは、地球に生きる生命と全く同じ様に行動し又ほんの一部だと思い知らされる。坐禅のあとの導師からのお話「我々は自然と一体」と言う事が実感として理解出来た。そんなわけで私にとって初めてみんなに見てもらいたい映画になり、パンフレットとバンドウイルカのフィギュアを買ってしまった。写真はパンフレットから、ヤシの実を石で割って食べるブラジルの「フサオマキザル」
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サムライさんの人情話映画「小川の辺」 [映画]

上意伐ちがテーマなので「サムライシネマ」だと思うが、結局は男と女の「さもあらん」と言う落ちは「サムライさんの人情話」だ。原作を読んでいないので想像だが、落ちに向かっての平板な演出でも原作に助けられたのだろう。それよりも、デジタル上映と事前に告知があったが、ダイナミックレンジが狭くグラデーションが充分にスクリーンに表現されていない。特に屋外のシーンでひどかった。もとの映像からそうだとは思いたくないが、「サムライシネマ」は陰影の美しい日本映画そのものであってほしいと思う。
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サムライシネマ「最後の忠臣蔵」 [映画]

この秋から、いわゆる「サムライシネマ」を3本、「桜田門外ノ変」「武士の家計簿」「最後の忠臣蔵」と立て続けに観た。今「サムライシネマ」とくくられる何か?失われてしまった何か?を求めているのだろうが、勿論それぞれに違う。私にとっては「最後の忠臣蔵」が今年一番の映画になった。演出も演技も美術もすばらしい。特に撮影/照明/美術では日本映画のすごさを実感した。杉田成道監督はすごい、役所広司も良かったが、私には桜庭ななみが発見だった。
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「アバター」と「2001年宇宙の旅」 [映画]

「アバター」、最新で最高の技術と時間とお金をかけて創った映画であることは間違いないだろう。あっと言う間の三時間だったし、3D映像としてのリアリティーも素晴らしい。これが劇画だったらストーリーが勝っていたかも知れないが、あまりにリアルな映像はストーリーを忘れさせてしまう。アメリカでは反軍映画だとの批判もあるが、エンターテイメントを超えられていないのが残念だ。40年前の「2001年宇宙の旅」も当時の最高の特撮を使った映画だったが、リアリティーではなくその寓意性で歴史に残った。そもそも比較してはいけなかったか?
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なぜいま「ヴィヨンの妻」なのだろう? [映画]

映画「ヴィヨンの妻」を妻と観てきた。松たか子は良かったと思う。この映画は松たか子の映画として残るような気がする。太宰治の作品は二十歳前後に何作か読んだが、その後手にしていない。この映画を観終わってから家に帰るまで「なぜ今ヴィヨンの妻なのだろう」とずっと考えさせられた。太宰の生誕100年ということで「太宰治その人をビジュアル化した映画だ」と気がついたのは公式ブログを見てからだった。「私小説」だから当然のことだと思うが。
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劒岳<点の記> [映画]

映画「劒岳<点の記>」を観た、自然の大きさは演技を超えている。この映画の素晴らしさは自然ときっちりと対峙しているからだろう。「劒岳」は私には登れないが、映画の帰り道1/25,000地形図「剱岳」を買って来て眺めている。地形図は見慣れた日本測地系から世界測地系に一新され履歴は「昭和43年測量・平成19年更新」剱岳の三角点は標高2997メートル、山頂は2999メートルとなっていた。地形図からは「あの風景やあの厳しさ」は観えないが、この地形図を作る「志」は想像できる。新田次郎の原作も買ってきた。原作は「劒岳」、地形図は「剱岳」になっている。
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私の「ALWAYS-三丁目の夕陽」 [映画]

女房と「ALWAYS-続・三丁目の夕陽」を観た。お話も、時代考証も、CGにも、どっぷりと浸かって涙も出てしまった。私も、出来たばっかりの東京タワーにお婆ちゃんに連れて行ってもらい何時間か待って昇った事を思い出した。そう言えば、上野動物園のモノレールも同じ頃に出来たと思う。あの時代が懐かしくなって私のALWAYSを探しにアルバムをめくっていたらこんな写真があった。当時(昭和32年頃かな〜)、弟は髪の毛が細かったので頭を剃っていた。現在は残念な事に逆転して、私よりも黒々としている。

ALWAYS続・三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブック
 


ハリー・ポッターが上班になった! [映画]

「ハリー・ポッター」の最新劇場版「ハロー・ポッターと不死鳥の騎士団」を女房と観た。最初の「賢者の石」の時から「ハリー・ポッターはボーイスカウトの原点だな〜」との思いを持っていた。イギリス19世紀の中産階級の師弟を入れる全寮制の学校での自主/自治的な生活がベースにあっての物語だ。「ボクワーツ魔法魔術学校」での生活がボーイスカウトの活動スタイルに似ているのは、100年前にベーテンパウエルがボーイスカウトを始めた時代のイギリスでの子供達の教育の有り様(一部だろうが)が反映されているからだろう。今回の映画では、ポッターがリーダーとなって子供達の自主的な組織「ダンブルドア軍団」で秘密の魔法教育を行なっている。この状況は、ポッターがボーイスカウトで言う「上級班長(上班)」そのものではないだろうか?校長「ダンブルドア」はさしずめ団委員長と言うところか?

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)


ダ・ヴィンチ・コード [映画]

ちょっと遅いが映画「ダ・ヴィンチ・コード」を見て来た。5月に六本木ヒルズで「ダ・ヴィンチ・コード展」を見、6月に原作「ダ・ヴィンチ・コード」を読み、7月に映画を見る順番になった。原作そのものが映画の台本のような展開(そもそも映画にする事を念頭に置いた作品?)だったので映画はもっとスリリングであって欲しかった。原作を知っていたからこその感想かも知れないが?このお話「ダ・ヴィンチ・コード」は小説の方が面白い。

ダ・ヴィンチ・コード最終解読


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